
梅雨に役立つ!快適な室内空間をキープする方法
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2025.06.25
梅雨の季節が始まると、空はどんより、湿気はたっぷり、気持ちもつい下向きに。雨の音は嫌いではないけれど、なんとなくやる気が出なかったり、体が重く感じられたりすることはありませんか?そんな梅雨の時期こそ、体と心に優しく向き合える時間をつくってみませんか。おすすめは「ストレッチ」。大きな動きでなくても構いません。呼吸に合わせて、ゆっくり体を動かすだけで、気持ちまでふっと軽くなるのを感じられるはずです。
梅雨の時期は、気圧の変化や湿度の高さに体がついていけず、頭痛や肩こり、だるさ、むくみなどが出やすい季節です。外に出るのが億劫になり、つい運動不足にもなりがち。そんな悪循環を、やさしく断ち切ってくれるのがストレッチです。
今回は雨の日の室内で、気軽にできるストレッチをいくつかご紹介します。
朝の目覚めに「寝たまま全身伸び」
仰向けに寝たまま、両手をバンザイするように上に伸ばします。
かかとを押し出すように、手足を遠くに伸ばすイメージで、深呼吸をしながら10秒キープ。
力を抜いて一度リラックス。これを2〜3回繰り返します。
☑︎ 朝の血流を促し、だるさやむくみをスッキリさせてくれます。
肩こり・首こりに「座って肩回し」
椅子に浅く腰かけ、背筋を伸ばします。
両肩をぎゅっと持ち上げて、ゆっくり後ろへ回してストンと落とします。
これを5回ほど繰り返したあと、逆方向にも5回。
☑︎ パソコンやスマホ時間で固まりがちな肩周りをほぐすのに効果的。
心もほぐす「首の左右ストレッチ」
頭を右にゆっくり倒し、右手で軽くサポートして10秒キープ。
ゆっくり戻して反対側も同様に。
次に首を前に倒し、うなだれるように10秒キープ。
☑︎ 呼吸を止めずに行うことで、自律神経にもやさしい刺激が。
腰が重たいときに「座ってねじりストレッチ」
椅子に座り、背筋を伸ばします。
両手を胸の前で組み、体をゆっくり右にねじります(目線も後ろへ)。
10秒キープして、ゆっくり戻し、反対側も同様に。
☑︎ 腰のだるさを感じるときや、長時間同じ姿勢のあとにおすすめ。
夜のリラックスに「前屈ストレッチ」
床に足を伸ばして座り、背筋を伸ばします。
息を吐きながら、上半身を前へ倒していきます(膝は曲がっていてもOK)。
できるところで止め、10〜15秒キープ。
☑︎ 腰や背中の緊張を和らげ、気分を落ち着かせてくれます。
ストレッチの時間は、心を整える時間でもあります。お気に入りの音楽を流したり、ラベンダーや柑橘系のアロマを焚いたりして、自分だけの癒し空間を作ってみてください。また、ストレッチのときは「できる範囲でゆっくり」が基本。呼吸を止めず、無理のないペースで行いましょう。たった5分でも、続けることで体のめぐりが変わってくるのを感じられるはず。
雨が降ると、空気も時間もどこかゆるやかに流れているように感じます。そんなときは、自分の体と心に目を向けてみる良いチャンス。ストレッチは、そんな“ゆるやかさ”に寄り添ってくれる習慣です。
「疲れが取れないな」「今日はちょっと重たいかも」そんなサインを感じたら、ストレッチでひと呼吸。体をほぐすことで、気持ちも自然と前向きになっていきます。
雨の日も、自分をケアする時間を大切に。ストレッチを味方に、しっとりとした季節を心地よく過ごしてみませんか?