• よかった探し
  • 気分を楽にする

2022.04.21

「よかった探し」

「よかった探し」

毎週火曜日の食事には、パンとミルクにハムエッグが付きます。
しかし、今週はハムエッグが付きませんでした。
その時、あなたは?

 

こんにちは、薬剤師の今田屋(耕)です。
みなさん、「よかった探し」って知ってますか?
今ではすっかり僕の習慣になっていますが、みなさんはどうでしょう?

 

さて、冒頭のハムエッグ問題ですが、いかがでしょうか。
「ハムエッグがないなら、気分が悪いので朝食はいらない!」となるか、
「パンとミルクがあることに感謝!今度ハムエッグが出た時は嬉しさ倍増!」と気分を入れ替えて、美味しく朝食をいただくか。

 

「愛少女ポリアンナ物語」の第一話のエピソードです。調べてみると、ポリアンナ物語は1986年の作品のようです。僕の記憶の中では小学生時代かなと思っていましたが、ちょうど中学2年生の冬からのようです。思春期真っ只中の僕に刺さったのでしょう。いろいろ感じていたのだろうと思います。同世代のコミュニティに違和感を感じ、大人の言い分に理不尽を感じ、「自分と言う存在」にどう辻褄を合わせるのか。すごく迷い、悩み、考えていた時期でした。

 

主人公のポリアンナがやっていたのが「よかった探し」です。辛いことや悲しいことがあっても「よかった探し」でそこから喜びを見つけ出し、少しでも楽しく生きていこうとするのです。ポリアンナがよかった探しで状況を変えていく物語を見ながら、自然と自分自身もよかった探しを始めたのだと思います。

 

ここから学んだのは事象の捉え方。起こったことは変えられないし、みんな同じだけれど、その起こったことのどこをみるか、なにをみるかによって自分の反応は、変えることが出来ると言うことです。それ以降のことは、その反応次第で変えることが出来ます。自分の反応を変えることで、周りにも影響力を発揮することが出来るかもしれません。

 

みなさんもお気軽に「よかった探し」をやってみてはいかがでしょう。
少しでも自分らしく人生を生きられるきっかけになるといいな、と思い書いてみました。