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2023.11.22

処方箋の有効期限

処方箋の有効期限

こんにちは、竹尾です。

毎日忙しく、薬局へ行くタイミングがないと思われてる方も多いのではないでしょうか?
ご存知ですか?処方箋には有効期限があります!

有効期限が切れた処方箋は無効となってしまうため、期限内に
薬局に行く必要があります。

【処方箋の有効期限は発行から4日間】
処方箋の有効期限は「保険医療機関及び保険医療養担当規則」によって定められており、発行日を含めて4日間です。ただし、医師が処方箋に有効期限を別途記載している場合は、その日が有効期限となります。

「発行日を含めて4日間」とは、たとえば
今日、11月22日に発行された処方箋は11月25日まで有効ということになります。
4日間の中には土日や祝日も含まれるため、休日の前日•年末年始やゴールデンウィーク前などの長期休暇前は特に注意が必要です。
4日以内に薬を受け取れないことがあらかじめ分かっている場合には、有効期限を延長して記載してもらえないかを、診察時に医師に相談しましょう。

期限4日間はあっという間に過ぎてしまうため、不便に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、処方箋の有効期限は、適正な医療を受けるためには欠かせません。
病状は、良くなったり悪化したり変化します。医師の診察を受けてから時間が経てばたつほど、必要な薬が変わってしまう可能性が高くなるため処方箋には期限が決められています。

【期限切れの処方箋はどうしたらいい?】
有効期限が切れてしまった処方箋は無効となるため、薬局で薬を受け取ることはできません。薬を受け取るためには、医療機関を再受診し、処方箋の再発行を受ける必要があります。

処方箋の再発行には、診察料などの費用が再度かかるのが一般的です。また、この場合の診察料などには健康保険の適用ができず、全額自己負担での支払いとなります。ただ、薬局での薬代については、再発行された処方箋があれば保険適用となるのが通常です。
※注意事項
処方せんを紛失、または処方せんを提出しお薬を受け取った後にお薬を紛失した場合、当該診察に関わる「保険適用」の有無は医療機関や薬局により判断が異なります。

【有効期限が切れそうなときの対応法】
無駄な出費を避けるためにも、有効期限が切れてしまう前に対応をとることが重要です。

処方箋の有効期限が切れてしまいそうなときは、すぐに行ける薬局を探して、受付だけでも済ませましょう。

いつも利用している薬局や自宅近くの薬局に行けないときは、全国どこの保険薬局でも薬を受け取ることが可能です。休日や夜間に営業している薬局など、処方箋の期限内に行くことができる薬局を探して処方箋を提出すれば問題ありません。

また、有効期限内に処方箋を薬局に提出後、お薬の受け取りがそれ以降になる場合は、お日にちや受け取り方法などを薬局にご相談ください。

第一調剤薬局ではLINEでの調剤予約が可能です。
第一調剤薬局HPよりLINEお友達追加をしていただき、調剤予約より処方箋の写真を撮って送ってください。
処方箋原本は期限内に持って来ていただく必要がありますが、調剤予約をすることでご来店時にはお薬を準備してお待ちしていますので、薬局での待ち時間が短縮できます。

今年も残り1ヶ月程となりました。年末年始に受診予定のある方
は処方箋期限にご注意ください。