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2024.03.23
こんにちは、薬剤師の金丸です。
『薬剤師ってどんな仕事?』Part.2
今回は調剤薬局で働く薬剤師の業務についてご紹介させていただこうと思います。
◆調剤薬局薬剤師の日常業務◆
大まかな流れは
監査→調剤→投薬です。
まず行うのが薬剤師の基本であり根幹とも言える処方監査です。
これは一言でいえば”処方箋の内容に誤りが無いかを確認すること”ですが。薬の用法用量はもちろんのこと、症状にあった薬が出ているか、他の薬や健康食品との飲み合わせに問題はないか、服用に制限のかかる持病や副作用歴をお持ちでないかなど、多くの確認事項があります。また、薬の内容以外にも処方箋の期限が切れていないか、記載漏れなどが無いかなども確認します。
そして処方監査で問題があると判断した場合には医師に確認し(疑義照会)、処方内容を修正してもらいます。
処方監査に問題が無いと判断した後、その内容をもとに薬の準備(調剤)に移ります。
錠剤は集めるだけ、と言ってしまえば簡単ですが、似た名前の薬や同じ成分でも含有量の異なる物もあり気が抜けません。患者様の体調やご希望に合わせて錠剤を粉砕したり、用法ごとに1回分をまとめることもあります(一包化)。粉やシロップ、軟膏は一緒に混ぜると変質(配合変化)してしまうものもあるため組み合わせに注意し、必要に応じて別々で分包したり容器を分ける場合もあります。
薬が揃ったら、患者様に説明してお渡しします(投薬)。
患者さんが安心して服用いただけるよう丁寧で分かりやすい説明を心掛け、不安なことや疑問点などあればその場で解決できるよう相談に乗ります。
上記以外にも薬の在庫管理や、施設・個人宅への配達、多職種との連携会議など様々な業務があります。
最近は全国的に薬の品薄が続いており、在庫管理には特に頭を悩ませているところです。
今回ご紹介させていただいた内容は調剤薬局で働く薬剤師の業務の一部にはなりますが、薬剤師はこのようにして陰ながら皆様の健康をサポートさせていただいております。