2024.09.25

薬雑学〜おもしろい薬の名前の由来〜第3弾

薬雑学〜おもしろい薬の名前の由来〜第3弾

こんにちは、薬剤師の松末です。
薬雑学 ~おもしろい薬の名前の由来~ 第3弾

「薬の名前っていろいろあって覚えられない。」
「カタカナで何の薬かわからない」
このようなことも多くないでしょうか?
雑学としておもしろい薬の名前の由来を持ったものを薬剤師の松末がご紹介します。

【ボノテオ:骨粗鬆症治療剤】

・名称の由来
「骨(Bone)+骨粗鬆症(osteoporosis)より命名した。」
インタビューフォーム引用

骨粗鬆症の薬は他にもあります。
ボナロンも骨(Bone)にロンがくっついてボナロンとなっていたりします。
名前が似ている薬なので、取り違えなどには気をつけるように日々注意しています。

【シナール:ビタミンC】

・名称の由来
「ビタミンC+nal:(肌が) 白くなる→しろなる→しなーる」
インタビューフォーム引用

しろくなーるが由来です。
メラニンの生成を抑える働きや抗酸化作用などがあります。
ビタミンCは果実類にも含まれているのでバランスの良い食事を心がけましょう。

【アレジオン:抗アレルギー薬】

・名称の由来
「病変(=lesion)を無くする(=A)という意味に由来する」
インタビューフォーム引用

アレルギー関係ないんかーい!というツッコミを欲しがってますね。笑
以前紹介したアレロックもザイザルもアレルギー関係してましたが、
アレジオンは別物みたいです。
しかし、病変を無くす薬は魅力的ですね。