
低温やけどの原因と治療法
- #やけど
- #予防
- #低温やけど
- #健康
- 薬剤師
2025.04.05
花粉症でマスクをすることが多くなる春、「最近、ニキビができやすくなった…」なんてお悩みの方も多いのではないでしょうか?ニキビは、その状態によって種類が異なり、ケア方法も変わってきます。
マイクロコメド
(微小面ぽう)
目に見えないけど毛穴の出口が狭くなり、皮脂がつまり始めている状態です。
白ニキビ
皮脂が毛穴につまった状態て、ポツンとした小さな白い点に見えます。皮膚の内側では、毛包(もうほう)が広がるとともに、アクネ菌が増え始めます。
黒ニキビ
白ニキビの毛穴が開きメラニン色素や酸化された皮脂などによって黒く見える状態です。シミや小さなホクロのように見えたり、不潔な印象を与えたりします。
赤ニキビ
コメド(微小面ぽう)が悪化し、炎症が起きた状態。毛包(もうほう)では、増殖したアクネ菌が盛んに活動しています。炎症を引き起こすさまざまな物質が、このときにつくられてしまいます。
黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなり、てっぺんに黄色い膿(うみ)が見える状態。皮膚の内側では、アクネ菌が作った酵素が薄くなった毛包(もうほう)の壁を壊し、炎症を起こす物質が毛包の外へ出て周りの組織に広がり、周りの組織も壊れてしまいます。重症化すると、ニキビ痕(あと)ができてしまうこともあります。
ニキビはそれぞれの症状によって対処方法が変わります。悪化したり、ニキビ痕になる前に、早めに皮膚科を受診してみましょう。
①角質肥厚などによる毛穴のふさがり
②皮脂の過剰分泌
③毛穴内でのアクネ菌の増殖
ニキビはさまざまな要因が複雑に絡み合って起こります。
正常な肌ではターンオーバーによって、古い角質は剥がれ落ちますが、何らかの原因でターンオーバーのリズムが乱れると、毛穴周囲の角質が厚くなり、毛穴の出口が狭くなって詰まりやすくなります。
毛穴の中で皮脂と古い角質、ファンデーションなどのメイク汚れが混ざり合って角栓ができると、毛穴は完全に詰まってしまいます。
毛穴の出口がふさがっていると、日々分泌される皮脂は肌の表面に出ることができません。大量に分泌された皮脂は毛穴の中で蓄積され、角質に覆われたまま毛穴が盛り上がった状態になり、白ニキビが発生します。
毛穴にはもともとアクネ菌がいるのですが、出口がふさがった毛穴の中はアクネ菌にとって栄養となる皮脂が豊富で、苦手な酸素がなく繁殖しやすい環境のためアクネ菌がどんどん増殖し炎症を起こしてしまいます。
アクネ菌が増殖することで炎症が起こると毛穴が赤く腫れて、痛みのあるブツブツ(赤ニキビ)になります。さらに炎症が進むと毛穴に膿が溜まっていき、毛穴の周りにも炎症が広がってしまい治った後もニキビ跡になってしまいます。
・ていねいなスキンケア
1日2回、刺激の少ない洗顔料をよく泡立ててやさしく洗いましょう。すすぎ残しがないように、ぬるま湯でしっかりすすぐことが大切です。ゴシゴシこするとニキビを悪化させてしまうので避けましょう。洗顔後は水をよく吸うタオルを使い、皮膚をこすらずに水分を拭き取ります。また、皮膚が乾燥してバリア機能が低下すると、外部刺激を受けやすくなり、ニキビの原因ともなりかねません。乾燥しやすい部位は適切な保湿を心がけましょう。
・十分な睡眠をとる
睡眠不足は、ニキビを悪化させると考えられています。皮膚の回復を助ける成長ホルモンは、夜寝ているあいだに分泌されます。朝起きたら太陽を浴びて体内時計をリセットし、夜の自然な眠りにつなげましょう。
・室内の乾燥を避ける
室内が乾燥すると、皮膚も乾燥してバリア機能が低下してしまいます。とくに寒い季節は、加湿器などを上手に利用して、室内の湿度にも注意しましょう。
・皮膚に刺激を与えない
洗うときにゴシゴシこすったり髪が当たっていたりなど、皮膚への刺激が多いとニキビが悪化しやすくなります。また、むやみにニキビをさわらないことも大切です。
・肌にふれるものの清潔を保つ
手だけでなく、ひげ剃りやカミソリ、タオル、枕カバー、シーツなど、肌に直接ふれるものは常に清潔な状態を保ちましょう。
・栄養バランスのとれた食事を心がける
朝食を抜いたり、過度なダイエットで栄養が偏ったりするのはよくありません。栄養バランスを意識した食事を、1日3回規則正しくとりましょう。ビタミンの摂取は、ニキビの予防に役立ちます。
日本で認められている市販薬は、直接患部に使用する「塗り薬」と身体の内側から体質を整える「飲み薬」があります。
「塗り薬」は、できてしまったニキビに対して白・黒・赤、どの段階のニキビに対しても使用できます。直接ニキビに使用するため、飲み薬よりも効き目は早いです。しかし黄ニキビに対しては市販薬で治すことは難しいため、病院を受診するようにしましょう。
一方、飲み薬は、できてしまったニキビに対して速効性は期待できません。病院でもらえるような抗生物質などは販売されていないため、赤ニキビ・黄ニキビにはあまり効果を期待できません。内服薬を使用する場合には、白ニキビ・黒ニキビの段階で、不足している栄養素等を補うことや体質を改善する目的で使用すれば症状の改善が期待できます。
ニキビの種類と原因を知り、適切なケアを行うことで、つるつる美肌を目指しましょう!