2025.04.07

二人のコラボで生まれる
未来に向けた”MORE SMILE”

二人のコラボで生まれる<br>未来に向けた”MORE SMILE”

第一調剤薬局は、フットサル日本代表として活躍する仁部屋和弘選手と個人スポンサー契約を締結しました。今後は単なるスポンサーシップにとどまらず、第一調剤薬局が主催するイベントや地域社会への貢献活動など、多岐にわたるプロジェクトを展開してまいります。今回は、その第一弾として、第一調剤薬局代表の今田屋耕一郎と仁部屋選手によるスペシャル対談が実現。プロフットサル選手と調剤薬局の代表という、異なる分野で情熱を燃やす二人の出会い、そこから生まれる独自の視点や、未来に向けた革新的なビジョンについて深く語り合いました。

温かい人柄に惹かれ合い、
スポンサーシップを締結

今田屋:今回のスポンサーシップ契約は、共通の知人であるレティスタ大分の藤川英祐さんの紹介がきっかけでした。正直なところ、最初はお名前を存じ上げている程度の認識でしたが、まさかこんな素晴らしい方とご縁をいただけるなんて本当に感動しています。

仁部屋:こちらこそありがとうございます。初めて今田屋さんとお会いした時、その温かさに触れ、本当に素敵な方だと感じました。このような薬局や薬剤師の皆さんにサポートいただだけたら、アスリートとしても心強いだろうなと感じました。また、私自身、過去に大きな病気を経験したこともあり、今回のコラボレーションを通じて、地域の方々の健康のために何か貢献できるのではないかと強く感じています。

今田屋: 私が個人スポンサーとして応援させていただこうと決めた最大の理由は、仁部屋さんの人柄です。お話を重ねるほどに、その奥にある深い魅力に気づき、純粋に応援したいという気持ちが湧き上がってきたんです。仁部屋さんは、実は難病を乗り越え、再びピッチに戻るという強い意志、そして実際に実現させた経験を持っています。周囲に対しても、とても誠実で、ご家族も大切にしている。フットサルのことはもちろん、マネジメントや経営に関するお話など、多岐にわたる話題で盛り上がったりすることも多いので、アスリートの枠にとどまらない特別な魅力を感じています。

仁部屋:今、こうして今田屋さんと出会い、個人スポンサー契約に至ったことは、私にとって本当に良いタイミングだったと感じています。20代の頃であれば、自分のことばかりを考え、このように深く関わることは難しかったかもしれません。病気やケガを経験したり、年齢を重ねたりする中で、様々なことを深く考えるようになり、今だからこそ今田屋さんの想いに共感し、同じ方向を向いて歩んでいきたいと思うようになったのだと思います。

今田屋:個人スポンサーとして、まずはアスリートにとって最も重要なコンディショニングの面で何かお手伝いができればと考えています。ドーピングのリスクを避けるための情報提供や、最新の栄養に関する知識の共有など、薬剤師としての専門性を活かしながらサポートしていく予定です。

仁部屋:ありがとうございます。僕も35歳を超えたので、アスリートとして、コンディショニングと疲労回復が最も重要だと感じています。私自身も常に高い意識を持って取り組んでいるので、専門的な知識や情報をいただけるのは心強いですね。

薬局は“もっと笑顔になれる場所”
薬剤師が心を癒す存在になりたい

今田屋:薬局という場所は、病気や不安を抱えた方が訪れることが多く、どうしてもネガティブな感情がつきまといます。待ち時間もありますし、薬の副作用などの心配事も多いでしょう。だからこそ、そこで働く薬剤師の温かい心遣いや共感こそが、患者様の心を癒す上で非常に重要な役割を果たすと信じています。

仁部屋: 確かにそうですよね。実は、僕は5年ほど前に「多発性硬化症」という病気に罹患しました。原因も詳しい治療法もまだ解明されていない難病で、当時コロナ禍ということもあり面会もできず、本当に孤独な時間を過ごしていました。そんな時、院内薬局の薬剤師さんが、いつも優しい笑顔で温かい言葉をかけてくださって。それが、当時の僕にとって本当に大きな心の支えになりました。ただ薬を渡すだけでなく、患者さんの気持ちに寄り添ってくれる薬剤師さんの存在のおかげで、辛い闘病生活を乗り越えられたと思っています。

今田屋:患者さんの心を真に癒すのは、薬の知識はもちろん、そこで働く薬剤師の温かい気持ちと共感力だと感じています。だからこそ私は、薬局を、地域の皆さんがもっと笑顔になれる、そんな温かいコミュニティの拠点にしたいと考えています。仁部屋さんの経験談をお伺いして、その思いはさらに強くなりました。

仁部屋: 今田屋さんと様々なお話をさせていただく中で、日々の自分のプレーのことだけでなく、社会との関わり方など、さまざまなことを考えるようになりました。病気の経験もあって、人とのつながりや、自分が社会の中でどういう役割を果たせるのかということを以前にも増して大切にしたいと思うようになりました。もしかしたら、あの時の薬剤師さんの優しさが、今回のスポンサーシップというご縁に繋がっているのかもしれませんね。

今田屋:第一調剤薬局は、病気を抱えている方だけでなく、健康な方、介護に関わっていらっしゃる方、そして地域にお住まいの全ての方が、気軽に集まって、何でも相談できるような温かい場所を目指しています。薬剤師は、薬のことはもちろん、患者さんの日々の生活や抱える気持ちも含めて、さまざまな相談に乗ることができる頼れる存在でありたいですね。

自分の経験を通して
笑顔と勇気を届けたい

仁部屋:実は、これまで自身の病気について、公の場で積極的に話すことはしてきませんでした。でも今回、今田屋さんをはじめ、信頼できる皆さんとの出会いがあったことで、自分の経験を語ることが、同じ悩みを持つ誰かの力になれるかもしれないと思えるようになったんです。病気を経験したからこそ、同じように苦しんでいる方や、様々な困難に立ち向かっている方々に、少しでも勇気を与えられるような活動をしていきたいと思っています。

今田屋:仁部屋さんのこれまでの道のりをお伺いして、ご本人だけでなく、ご家族の方々も様々な不安を抱えていたはず。私たちは、患者さんの体調や薬のことはもちろん、心のケア、家族に向けた情報提供など、さまざまな側面からもサポートさせていきたいと考えています。同じような悩みや病気を抱える人たちを、励まし、支え合えるような取り組みも積極的にカタチにしていきましょう。

仁部屋:講演会や、薬局での一日体験、長期入院患者への医療訪問など実施していきたいですね。今田屋さんとの貴重なご縁を大切にしながら、色々なことに積極的にチャレンジしていきます!また、今田屋さんに背中を押していただき、第一調剤薬局さんのWEBサイトで、病気に関するコラムをスタートすることになりました。第一調剤薬局さんの掲げる「MORE SMILE〜もっと笑顔に〜」というコンセプトのもと、もっとたくさんの人に笑顔を届けられるような企画に取り組んでいきたいですね。

今田屋: 私たちが掲げる想い「MORE SMILE」には、表面的な笑顔が増えるだけでなく、「患者さん一人ひとりに深く寄り添い、本当に安心して、心から笑顔になれるような、そんな温かい地域社会を共に創っていきたい」という想いを込めています。仁部屋さんと力を合わせ、この想いを広く伝えていきたいと思っています。

仁部屋: 今田屋さんとのこの素敵なご縁を大切にしながら、プロフットサル選手として、そして一人の人間として、さらに成長するとともに、自身の経験を活かして、一人でも多くの方に勇気や希望を届けられるように、これからも精一杯頑張っていきます。これからもよろしくお願いいたします!

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