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2025.08.13
暑い季節になると気になるのが「食中毒」。湿度や気温が高くなると、食材が傷みやすくなり、ちょっとした油断が体調不良の原因になることもあります。そんな時こそ、日々の食材の保存方法を見直してみませんか?
せっかく新鮮な食材を買っても、保存の仕方次第ではすぐに傷んでしまうことがあります。適切な保存方法を知ることで、食材の美味しさや栄養をしっかり守ることができますよ。
私たちの暮らしに欠かせない冷蔵庫。でも、ただ食材を入れておけば安心…というわけではありません。
実は、冷蔵庫の中にも温度の差があるため、置き場所を工夫することが大切です。たとえば、野菜は湿度の高い「野菜室」、お肉やお魚は温度が低めの「冷蔵室の下段」など、適した場所があります。
また、密閉できる保存容器を使えば、乾燥やにおい移りも防げて、より鮮度を保ちやすくなります。忙しい毎日でも、少し意識するだけで大きな違いになりますよ。
食材を長く保存したいときには、冷凍がとても便利です。でも、ただ冷凍庫に入れるだけでは、風味や食感が損なわれてしまうことも。
ポイントは、空気に触れないようにしっかり密封することと、できるだけ小分けにすること。さらに、日付をラベルに書いておくと、「いつ冷凍したか」がひと目で分かって安心です。
お肉や魚は、下味をつけて冷凍すれば、調理の時短にもなって一石二鳥。冷凍テクニックを身につけると、食材を無駄なく使い切ることができます。
じゃがいもや玉ねぎ、乾物や缶詰など、常温で保存できる食材もたくさんあります。けれど、保存場所の環境によっては、思わぬ劣化を招くことも。
直射日光の当たる場所や、湿気の多い場所を避け、風通しのよいところで保管しましょう。紙袋や通気性の良いカゴなどを使うのもおすすめです。
特に夏場は、思った以上に室温が上がりやすいので、保存場所を一度見直してみるのも良いですね。
気温や湿度が高くなるこの時期は、ちょっとした工夫が大きな安心につながります。
冷蔵・冷凍・常温、それぞれに合った保存方法を取り入れれば、食材のムダを減らせて、家計にも身体にもやさしい暮らしが実現できます。
特に夏は食中毒のリスクが高まる季節。だからこそ、「買った後どう保存するか?」を意識することがとても大切です。
日々の食材保存の工夫を通じて、安心・安全で、美味しく健康的な食生活を送りましょう。