
卒業・入学の季節
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2025.10.01
秋の訪れと共に、食卓には栗やさつまいも、かぼちゃ、梨などの季節の味覚が並びます。どれも自然の恵みを感じられる食材で、味わい深いだけでなく、体にうれしい栄養が詰まっています。今回は、そんな秋の味覚に含まれる栄養と、その働きについてご紹介します。
秋といえば焼き芋を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。さつまいもは食物繊維が豊富で、腸内環境を整えたり、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるはたらきがあります。さらにビタミンB群やポリフェノールも含まれ、疲労回復や美容にも嬉しいポイントがあります。
ホクホクとした甘みが特徴のかぼちゃは、ビタミンAやビタミンC、カリウムを多く含んでいます。ビタミンAは目の健康維持や免疫力をサポートし、ビタミンCは風邪予防や肌の調子を整えるのに役立ちます。またカリウムは塩分を体の外に出すのを助け、血圧を安定させる働きがあります。煮物からスープ、スイーツまで幅広く楽しめる万能食材です。
みずみずしく爽やかな味わいの梨は、水分と食物繊維がたっぷり。消化を助け、便秘解消にもつながります。ビタミンCも含まれているので、免疫力アップや美肌づくりにも一役買ってくれます。冷やしてそのまま食べるのはもちろん、コンポートやサラダにしても美味しくいただけます。
旬の食材は栄養価が高く、季節の変化に体を合わせる力を与えてくれます。焼き芋やかぼちゃスープなど、手軽な調理法で秋の味覚を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
自然の恵みを美味しく楽しみながら、健やかに秋を過ごしましょう。