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2023.05.25
こんにちは、薬剤師の松末です。
〇以前薬剤耐性菌について紹介させて頂きました。 今回は「薬剤耐性菌の治療・予防策」について、ご紹介します。
〇予防策
薬剤耐性菌にかからないように注意することが大前提です。予防策としては、手指衛生を行うことなどが挙げられます。抗生剤乱用の防止は薬剤耐性菌をつくらないための1つの方法です。
〇検査
薬剤耐性菌を調べるためには培養検査 があります。血液には血液培養、痰には喀痰培養、便には便培養などがあります。そこで検査した菌がどの抗生剤が効くのか効かないのかを確認することもできます。
〇治療
治療としては様々な種類の抗生剤を使用します。 検査の結果が出るまでは想定される菌に効く抗生剤で治療し、検査の結果が出てからはターゲットの菌に効く抗生剤を選択して治療を行います。これをデ・エスカレーションといいます。
メリットとしては副作用の軽減や薬剤耐性菌の発生抑制などが挙げられます。薬剤師は腎機能・年齢・脱水状態などを考慮し、薬の量を確認します。
〇生活習慣
日常での手指衛生はもちろんですが、
免疫の力UPも重要です。 だいたいの感染症は免疫が弱っているときに牙をむきます。体力をつけるために食事・睡眠はしっかり取るようにしましょう。
〇対応
基本的に重症感染症は早めに受診しなければ生死に関わることもあります。
強い寒気、高熱(人にもよるが39°C以上)、4日以上の長引く症状が見られたときは早めに受診をしてください。判断に迷ったときは薬局にいつでもご相談ください。電話でも来局して頂いても構いません。
あなたの人生に寄り添えるようなアドバイスができるように我々薬剤師も精進していきます。