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2024.02.14

劇症型溶血性レンサ球菌感染症

劇症型溶血性レンサ球菌感染症

こんにちは、薬剤師の松末です。

劇症型溶血性レンサ球菌感染症って何なの?

【メディアでは】
 最近メディアでは「人食いバクテリア」とも言われています。
確かに発症してからの致死率は高めなので注意は必要ですが、
そこまで不安を煽るような必要もないのではないでしょうか?
 初期対応が重要なので解説していきます。

【初期症状】
 初期症状として、わかりやすく挙げると
・創部の激痛
・悪寒や発熱の症状

【感染経路】
 感染経路としては不明ですが、傷口からの侵入に注意しなければなりません。

【治療】
 一般的には、ペニシリン系の抗菌薬で十分効果はあるとされています。

【まとめ】
 傷口から菌が入り、発熱・悪寒がするなどの症状があったときは、早めに受診することが重要です。
 そのときに、医師に症状や怪我した箇所などを伝えることも重要です。

 最後に劇症型溶血性レンサ球菌に限った話ではなく、
どの菌も血液に入ると敗血症という重症化することがあります。
過度に心配する必要はありません。正しい対処法などを勉強していきましょう。