2024.03.27

薬雑学~おもしろい薬の名前の由来~第1弾

薬雑学~おもしろい薬の名前の由来~第1弾

こんにちは、薬剤師の松末です。


「薬の名前っていろいろあって覚えられない。」
「カタカナで何の薬かわからない」
このようなことも多くないでしょうか?
雑学としておもしろい薬の名前の由来を持ったものを薬剤師がご紹介します。

【ヨーデル‐S:便秘治療薬】
・名称の由来
「スイスのヨーデルの爽やかな感じをイメージさせるため。
また、Sはsuperior(優れた、上質の)を意味する。」
インタビューフォーム引用

ヨーデルだとアルプスの少女ハイジをイメージしますね。
実際に便秘のときの薬なので、よく出る(よう出る)イメージがありますね。笑

【カロナール:解熱鎮痛薬】
名称の由来
「熱や痛みがとれて軽く、楽になるの意味」
インタビューフォーム引用

今や定着している薬の名前の代表例ですね。
OTC医薬品にもカロナールに影響された商品名も多くあるように思います。
わかりやすく馴染みやすい名前ですね。

【ザイザル:抗アレルギー薬】
名前の由来
‐特になし‐
インタビューフォーム引用

インタビューフォームには書いていませんが、ザイザルの名前の由来は、
Xyzal(ザイザル) わかりやすくするとXYZ-al
アルファベットの最後XYZとallergy(アレルギー)を合わせて
アレルギー薬の最終・究極のアレルギー薬という意味があると新人の頃に学びました。
すぐにはイメージできませんが面白い名前をつけると感心した記憶がありますね。