感染性胃腸炎

こんにちは、薬剤師の松末です。

【なぜ感染性胃腸炎になるの？】
　食べ物や飲み物などからのウイルスや細菌が引き金となり、胃腸炎の症状を発症します。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎はヒトからヒトへの感染もよくあります。(主に吐物や下痢便からの接触感染です。)

【感染性胃腸炎はどんな症状があるの？】
　具体的な胃腸炎の症状には、発熱・下痢・腹痛・悪心・嘔吐などがあります。

【かかりやすい時期とかあるの？】
細菌性胃腸炎は、夏場に多いです。
腐っている食べ物を食べることによる食中毒が多いからですかね。
ウイルス性胃腸炎は、秋から冬場に多いです。
ウイルス性胃腸炎はノロウイルスが原因となることが多いので、やっぱり牡蠣の美味しい季節に多いですね。

【予防策はあるの？】
　基本的な予防策としては、手洗い・うがいですね。
大前提に、食品を腐らせないことや2枚貝の牡蠣もしっかり火を通して食べることは重要ですね。

【感染性胃腸炎になったらどうすればいいの？】
　これを飲めば大丈夫な特効薬はありません。基本的には脱水にならないようにできる限り水分補給をすることが大切です。
　症状がひどく水分も摂れない場合は早めの医療機関への受診をお勧めします。軽度であれば水分をこまめに摂り脱水や栄養失調に注意しましょう。
　体の反応で菌やウイルスを外に出すために下痢などが起こるので、むやみに下痢止めで止めるのも悪化させる原因となりますので注意しましょう。

【感染性腸炎の水分補給にはOS-1がおすすめ】
　市販のミネラルウォーターに比べ、効果的に水・電解質補給が可能であり、軽度から中等度の下痢による脱水症に有用と言われています。
　小話ですが普段飲むとあまり美味しくないみたいですが、脱水のときに飲むと美味しいみたいです。家に1本常備しておくことをお勧めします。