
近年、梅毒が増えている!
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2025.06.18
1年が過ぎるのは早いですね。もう今年も折り返しです。みなさまどのようにお過ごしでしょうか?私は最近体調を崩しました。39度近く熱も上がりぐったりしてました(薬剤師も風邪は引きます笑)。
そのとき前に買った常備薬を飲もうと薬箱を漁ると、色の少し変色した薬が出てきました。さすがにその薬は捨てました(笑)。ということで今回は「梅雨時期の薬の管理」についてお話しようと思います。
『湿気は薬の大敵!!保管場所を見直そう』
梅雨で連想することは何ですか?そうです。雨です。最近の梅雨は短期的に雨が降って、いつの間にか梅雨があけている感じがしますが、、、雨が降ると湿度が上がりますよね。薬の大半は湿気に弱いです。保管場所は湿気の少ない場所に保管するように心がけましょう。参考までに家の中で湿気の多い場所と少ない場所をピックアップします。
●湿気の多い場所:お風呂場・脱衣所・トイレ・キッチンなど
●湿気の少ない場所:エアコンのついた部屋の棚・風通しのいい場所など
ちなみに、湿気の多い場所でも少しの工夫で薬の保管が可能です。乾燥剤を入れてジップロックなどで保管すれば問題ないです。実は湿気の少ない場所として、冷蔵庫も挙げられます。ただ、薬の保管場所としては悪くないのですが、凍ったり、再度冷蔵庫から出すと寒暖差で濡れてしまうこともあるので注意が必要です。
また、薬の保管に関して、実は結構奥が深いのです。「メントールが含まれている湿布と目薬は一緒に保管したらダメ!」「直射日光に当てたらダメ!」など、薬の保管の際には、注意しなければいけないことが多くありますので、また次の機会に詳しくお話させていただきます。ありがとうございました。
薬剤師 松末 拳大