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2022.09.14
こんにちは。薬剤師の蒲原です。
今回は「秋の花粉症」についてお話ししていきます。
花粉症は春に出るという印象が強いですが、実は花粉症の原因となる花粉はその時期の色々な植物によって1年中飛散しています。そして特に「秋の花粉」による秋の花粉症は、季節の変わり目で引く風邪の症状と似ているため、花粉症だと気づかずに対策が遅れてしまうこともあるので注意が必要です。
秋の花粉症の原因となる植物はブタクサ、ヨモギ、カナムグラが代表的です。3つとも8月~10月に飛散が多いと言われています。
● ブタクサ
道端や河川敷など、広く分布。花粉の粒子が小さく、気管に入ると喘息のような症状を引き起こすことも知られている。
● ヨモギ
道端や公園などに広く分布。
● カナムグラ
道端や藪などに分布。
● 道端や公園などの草に近づかない
秋花粉は、春花粉のスギやヒノキのような広範囲な飛散はせず、数メートル程度の飛散だと言われています。原因植物としっかり距離を取ることが重要な対策となります。
● マスク、メガネを着用する
こちらは春の花粉症と同じ対策ですが、マスクやメガネは花粉症に効果的です。また、家の中に花粉を持ち込まないためにも、帰宅時は服や髪についた花粉を払い落としましょう。
● 医療機関を受診し、早めの治療を開始する
こちらも春の花粉症と同様ですが、早めの治療を開始することも花粉症の対策となります。
● その他
花粉情報を連日チェックすることも大切です。飛散量が特に多い日は外出を避けるなどの対策も取れます。また、室内のこまめな掃除や換気も大切です。
風邪と似ていて気付きにくいですが、この時期からの「秋の花粉症」もあるということを把握した上で、上記対策や必要に応じた医療機関受診で早めに対応していきましょう。