暑さに負けない身体へ!夏におすすめな野菜5選
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2023.09.14
こんにちは。薬剤師の金丸です。
日中は厳しい残暑が続いておりますが、朝晩は秋の気配も感じられるようになってきましたね。
食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋など、なにかと活動的になる季節ですが、なんだか食欲がない、やる気が出ない、体がダルいなんて事はないですか?
もしかしたらその症状、”秋バテ”かもしれません。
夏バテに比べて秋バテは耳馴染みのない方も多いのではないかと思いますが、今回はその秋バテについてお話させていただきます。
【秋バテとは】
食欲不振や倦怠感など、夏バテと似た症状が秋に現れることを言います。
【秋バテセルフチェック】
秋バテの症状として以下のようなものが挙げられます。
□食欲がない □胃がもたれた感じがする □疲れやすい □体がだるい
□立ちくらみ □めまい □頭痛 □頭が重たい、ボーっとする
□寝つきが悪い □朝が起きられない
【原因】
自律神経の乱れから不調を引き起こすという点は夏バテも秋バテも同じですが原因は異なります。
夏バテ:『暑さ』が原因。
暑さによる消耗、冷たいものの摂取からくる内臓の冷え、熱帯夜による睡眠の質低下など。
秋バテ:『気温や気圧の変動』が原因。
朝夕の寒暖差、秋雨前線や台風などによる気圧の変化など。
【秋バテ対策】
秋バテ対策はなんと言っても規則正しい生活。
ズバリ、「食事・睡眠・入浴・運動」です。
▪️食事
バランスの良い食事を規則正しく摂ることです。冷たい物はなるべく避け、温かい物を摂るようにしましょう。胃腸を整えることが大切です。秋は乾燥するので、水分補給も心がけましょう。
■入浴
身体の冷えを改善し、睡眠の質も高める効果が期待できます。お湯の温度は38〜40℃程度、10〜15分ほど浸かるのが良いでしょう。就寝の二時間ほど前に入浴を済ませることで入眠しやすくなると言われてます。湯冷めには注意です。
■睡眠
寝る前のスマホ操作や、寝酒、カフェインの摂取は控えましょう。リラクゼーション音楽や寝香水などのアロマを取り入れてみるのも良いかもしれません。
■運動
ウォーキングやストレッチなど自分に合った運動を無理のない範囲で行いましょう。短い時間でも構わないので、長く続けられるものが良いです。
【終わりに】
夏バテも秋バテも、季節の変化に身体がついてゆけず、自律神経が乱れた結果起こると考えられてます。
季節の移り変わりにハッキリとした境はないですが、夏至や秋分など二至二分を意識したり、身の回りの草花や生き物の声を通して四季の移ろいを感じながら、食事や服装、空調など、季節や気候に合わせて上手に生活スタイルを切り替えていきたいですね。
皆様どうぞ秋も健やかにお過ごしください。