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2022.06.27

コラム「骨密度と生活習慣」

コラム「骨密度と生活習慣」

薬剤師の三好です。

突然ですが皆様は、将来どのような老後を送りたいですか?元気に歩き回り家族と笑って過ごしたいですか?それとも、寝たきりになったり、周りの方の介助の下生活したいですか?
私はもちろん前者です。

 

近年、65歳以上で介護が必要となる方は増加傾向にあります。その主たる理由は、認知症、脳血管障害(脳卒中)、高齢による虚弱、骨折・転倒と言われております。

 

今回は、その中の骨折・転倒について考えていきたいと思います。
高齢者は、加齢により筋力が落ち転倒しやすくなり、それにより骨折を引き起こします。大腿骨が折れると寝たきりになってしまうことが多いようです。
ただ、骨が丈夫でしたらそのような心配は軽減されますね。

 

一般的に、骨折は男性より女性に多く見られる傾向にあります。理由として、女性は閉経後に骨密度が大幅に低下するためです。

 

それを予防するには、どうするのが良いのでしょうか?閉経を迎える50歳くらいから気をつければ良いのか?いいえ、違います、骨密度が上がるのは若い時だけなのです!女性では21歳、男性では38歳までと言われてます。
骨を丈夫にするには何が必要か??
適度な運動、バランスの良い食事、程よい日光です。

ですので、若い時の過度なダイエット、偏食を避け、日中ウォーキングなどの適度な運動行うことで未来の生活が変わってきます。

 

では、骨密度増量可能な年齢を過ぎたら手遅れなのか?決してそうではないです。増やすことは出来なくても、減るスピードを遅らせることは可能です。今からでも食生活の見直し、適度な運動を行うことに意味はあります。

 

もし骨量が少ないようでしたら薬で補助することも可能ですのでお近くの医療機関で骨密度の検査を受けてみましょう^ ^

 

また、骨のための生活の相談等は薬局でもお伺い致します。お気に入りの薬局や薬剤師にご相談されてみては如何でしょうか?