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2024.07.13

熱中症を予防するために

熱中症を予防するために

7月になって暑さもさらに増しているような感じですね。だるさやめまいなどの症状はほかの病気との関係もあったりしますが、熱中症の初期症状にも当てはまるので放置せずに行動のきっかけにして欲しいですね。
 
代表的な症状は次の3つです
・だるさ 全身倦怠感

・めまい 眩暈
・足がつる

 
それぞれの原因と総合的な初期の対処方法を解説します
 
1) だるさについて 
気温が高い中での長時間の労働やスポーツ、暑い室内での過ごし方などが原因です。涼しい場所への移動や休息で回復する場合もありますが、回復しない場合は要注意
2) めまいについて
脳への血流が減少し、脳内温度の上昇が原因とされています。ほか頭痛や嘔吐などを伴うような場合は危険になるので、早めに対処することが必要です。
3) 足がつる
これは体内の電解質のバランスが崩れていることで起こります。
 
では総合的な対応方法をまとめます
・安全で涼しい場所へ移動: めまいや立ちくらみ、失神による転倒を防ぐため、できる限り両側から2人で支えながら移動しましょう。
・横になって休む: 足を10cm程度高くすることで、心臓への血流が改善され、脳への血流も向上します。
・体を冷やす: 保冷剤やペットボトルにタオルを巻いて体を冷やしましょう。首筋やわきの下など大きな血管がある近くを冷やすのが効果的です。
・水分補給: スポーツドリンクや薄めた食塩水を摂取して、体内から失われた水分と塩分を補います。

経口補水液など自身で作れるものもありますが、薬剤師に相談してから購入したほうが感心できますよ。遠慮なくご相談くださいね。
                  
                          水 八寿裕(みず やすひろ)薬剤師